「デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~」
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ドラマ
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By kazutov sinofsky
- デュプリシティ [DVD]
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- 発売日: 2009/09/18
- 売上ランキング: 17147
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監督:トニー・ギルロイ
出演:クライヴ・オーウェン、ジュリア・ロバーツ、トム・ウィルキンソン、ポール・ジアマッティ
原題:DUPLICITY
「フィクサー」で一躍脚光を浴びたトニー・ギルロイの監督第2作は、前作に引きずられない脚本家出身ならではの、展開に凝った「デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~」です。個人的な感想を言うと、中盤からオチが読めてしまったというか、ジョゼフ・フィンダーの「侵入社員」に近い内容だった為、展開の類似性に気になって予想できてしまったというのが本当のところですね。これ以上はネタバレになるので、避けますが前作「フィクサー」ほどシリアスではないので、けっこう気軽に愉しめるかと思います。実際客層は連休中のレイトショーでしたが大半がカップルでしたし・・・。
出演陣ではここ最近出演作が多いクライヴ・オーウェン、「ザ・バンク 墜ちた巨像」とは趣の異なるキャラクターを演じています。(けっこうクライヴ・オーウェンは型にはまったキャラが多い気がしますね)。今回は軽いキャラクターを難なく演じています。相手役はジュリア・ロバーツ。最近とくにジェニファー・ガーナーにめちゃめちゃ似ているような気が・・・・。また「フィクサー」も出演したトム・ウィルキンソンやいい人役が多すぎるポール・ジアマッティが脇のバランスを非常に良いさじ加減で取っているかと思いますね。とくにポール・ジアマッティ。エキセントリックな部分は「シューテムアップ」に近いかも。
時間軸を小刻みに使い分けて事の真相を明らかにしていくのですが、画面を分割していくのはなかなか面白いですね。全体的に悪い印象はありませんが、個人的にはやはりシリアス調の作品のほうがトニー・ギルロイは合っているような気がしますね。
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- レーベル: 新潮社
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- 価格: ¥ 700
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- 発売日: 2005/11
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