「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」
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コメディ
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By kazutov sinofsky
- 無ケーカクの命中男/ノックトアップ [DVD]
- 発売元: ジェネオン エンタテインメント
- レーベル: ジェネオン エンタテインメント
- スタジオ: ジェネオン エンタテインメント
- メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 価格: ¥ 3,121 (22% OFF)
- 発売日: 2009/02/06
- 売上ランキング: 22274
- おすすめ度
監督:ジャド・アパトー
出演:セス・ローゲン、キャサリン・ハイグル、ポール・ラッド、レスリー・マン、ジェイソン・シーゲル、ジョナ・ヒル
直球すぎる邦題がなんともトホホな感じですが、コメディですからこんなモンなんでしょうね。原題のKnocked Upだとわかりにくいのかな?
それはともかく、ここ最近お気に入りのジャド・アパトー組というか「フリークス学園」組というか、ジャド・アパトー界隈の作品がとても良いです。その中でもセス・ローゲンが頭がひとつ出ている感じで、今作や以前エントリした「スーパーバッド」などは自分の中では傑作アーカイブ入りです(笑。ジャド・アパトー界隈の作品によく言われるのが、作品の内容が男性よりで語弊があるかも知れませんが、かなり偏向的です。そこが良いんですけどね。別に女性をぞんざいに扱っている訳ではありませんが、主人公をとりまく非モテ環境の本音を意外と丁寧に描いています。
今作は、セス・ローゲン演じるUS版ニート(引きこもりではないから厳密には違うか?)ベン・ストーンの甲斐性無しのダメ男が酔った勢いでクラブで出会った相手と一夜を共にした結果、予期せぬ妊娠を機に自身の成長と相手への愛に目覚めていく物語です。その大まかなテーマの大半がセス・ローゲンお得意のユダヤギャグや、下ネタで構成されています。あとマリファナね。この3点セットは他の作品でもよく見かけます。年がら年中ハイになっているキャラが必ずどこかで出てきますからね。本題に戻すと、そのダメ男に孕まされたのは「幸せになるための27のドレス」や「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ハイグルが演じるアリソン・スコット。TV局の裏方役であるADから、表役であるレポーターに抜擢され、そのお祝いにレスリー・マン演じる姉とクラブへ繰り出した結果、前述した展開に到る次第です。キャサリン・ハイグルの身体を張った演技が良いですね、そこまでやるとは思いませんでしたよ。
ベンの仲間たちが実名で演じているのがなんの違和感も無いのが面白いですね。ジェイソン・シーゲル、ジョナ・ヒル、ジェイ・バルチェル、ビル・ヘイダー(はブレントという役名でしたっけ)などいつもの面々がいつも通りのダメキャラ全開です。こいつら普段でもそうなのか?と思ってしまうほど違和感ありませんよ(笑 くだらない下ネタを含め、この手の作品が受け入れにくい人は多いかもしれませんが、個人的にはオススメです。
映像特典のジャド・アパトーとお目付役のベネット・ミラーの確執(ヤラセ)が見物です。あとはゲロとか出てくるので苦手な方は避けた方が良いかもしれません・・・。
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