- コンタクト特別版
- アーチスト: ジョディ・フォスター
- 発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
- レーベル: ワーナー・ホーム・ビデオ
- スタジオ: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/11/02
- 売上ランキング: 33191
- おすすめ度
『コンタクト』
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョディ・フォスター、マシュー・マコノヒー
カール・セーガン原作のベストセラーを『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが監督した硬派SF作品。主演はジョディ・フォスター。
基本的にSFは好きなジャンルで荒唐無稽な内容でもOKなのですが、今作のような骨太な内容はさらに好きなタイプです。地球外知的生命体との接触をテーマにした作品が多い中、大げさな演出を排し極めて現実的なアプローチで取り組んだ為、やや地味な印象を受けますが、地に足が着いた脚本と実力のある出演者たちの存在によって他の同じテーマの作品とは一線を画す結果になったと思います。
また、主演を務めるジョディ・フォスターの演技力は言わずもがな、共演陣の充実さがこの作品の魅力のひとつかと言えます。パトロン役のジョン・ハートを始め、『グリーンマイル』や『交渉人』などアメリカの善人を体現したデヴィッド・モース、過去のエントリでも挙げた『ヒート』でのビジネスマン麻薬ディーラー役や特殊部隊のスペシャリストぶりが様になっていた『ブラックホーク・ダウン』、ポール・ハギス監督の『クラッシュ』、近作ではスマッシュヒットを放った『俺たちフィギュアスケーター』など多岐にわたる作品で名バイプレーヤーとしてその地位を確立した(?)ウィリアム・フィクトナーや、親子揃って超個性的な俳優であるジェイク・ビューシィー(父親はゲイリー・ビューシィ)などがストーリーを盛り上げているかと言えます。
地球外知的生命体の描き方は個人的にはこれがベストではないかと思いますね。同じテーマの作品はどうしても表現上大げさになりがちで、ステレオタイプ化している中では今作の見せ方はアリかと思います。ただ、日本の描き方は・・・やっぱりそういうイメージなのか?って印象を受けますけどね(笑 よくテーマや硬派なスタイルの近似性として『2001年宇宙の旅』が比較されますが、あちらは壮大というか哲学的なスタンスが強いため、今作の方が気楽に観られると思いますがいかがでしょう?
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